HOME > お役立ち情報一覧 >

イメージプランニングのコツ

ステップイメージプランニングのコツ

イメージプランニングのコツ

どんな家を建てたいのか、どんな暮らしがしたいのかを考えていきます。
家族みんなで希望やイメージを出し合って理想の家を描いてみましょう。

情報を収集
情報を収集

情報はイメージを具体化するための材料になります。家やインテリアに関する情報が掲載されている雑誌や新聞、チラシ、ホームページなど、様々な情報源をチェックして集めましょう。マイホームを実現した友人の「これはいい」「これはNG」といった口コミ情報も役立ちます。モデルハウスや完成見学会などに出かけるのもおすすめです。

矢印
条件をリストアップ
条件をリストアップ

マイホームに望む条件を書き出します。まず、現在の暮らしの中で気になる点や気に入っている点を考え、新しい家ではどんな暮らしをしたいのかをイメージしながら条件を出していきます。部屋数や設備機器などの具体的な要望だけでなく、「ゆったり落着いて食事できるダイニングがいい」「子どもの勉強を見ながら家事もしたい」といった暮らしのイメージも出しておきます。

矢印
優先順位を決める
優先順位を決める

リストアップした条件のすべてを満たせば、もちろん一番いいのですが、予算や敷地条件、法的な規制なども関係してくるため、すべてを満たすというのが難しい場合もあります。そこで、リストアップした条件の「これだけは譲れない」「これは無理なら諦める」「ベストは◯◯だけど、△△でも構わない」というように条件を見極め、優先順位や条件の幅を考えます。

条件はどんなことを考えればいいの?

  • 1

    外観デザイン

    純和風、シンプルモダン、南欧風、北欧風など。イメージしている外観デザインに近い、建物の写真や雑誌の切り抜きなどを用意しておくと、分かりやすいでしょう。色目や使用素材など、こだわりポイントがあれば、それもリストアップ。

  • 2

    設備

    どんな設備を採用したいのかを考えておきます。トイレ、キッチン、バスなど、水まわりの設備機器に加えて、太陽光発電や床暖房、薪ストーブ、ホームシアター設備、雨水利用設備、セキュリティ設備など、住宅に関する設備は多彩です。

  • 3

    間取り・広さ

    必要な部屋は何部屋で、それぞれの部屋の広さはどれくらいほしいのか?キッチン、ダイニング、リビングは、独立型がいいのか一体型がいいのか?1階から2階への階段の位置や、収納スペースがとれくらい必要なのか、などについても考えます。

  • 4

    予算

    マイホーム計画を「夢」で終わらせないためには、予算に合った家づくりのプランニングが必要です。どれくらいの予算を家づくりに充てることができるのかを考えて条件としてリストアップ。「諸費用も含めて総額◯◯◯万円」など。

  • 5

    内装・雰囲気

    「エレガントな感じ」「シンプルでナチュラルな雰囲気」といった具合に、家全体や各部屋の雰囲気をどんなテイストにしたいのかを考えておきます。色や使用する素材に要望がある場合はそれらもリストアップしておきましょう。

  • 6

    外構・庭

    家づくりをプランニングしていく際に、外構や庭についても併せて考えておくことが大事です。どんな雰囲気のデザインの外構がいいのか、庭には木を植えたいor植えない、カーポートを設置する or 設置しない、など。

  • 7

    工法・仕様

    在来工法、2×4工法、2×6工法、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、様々な種類の工法があるので、各工法の特徴を理解した上で選びましょう。外断熱工法やバリアフリー仕様、健康住宅仕様などの希望があれば、それらもリストアップ。

  • 8

    その他

    土地探しからスタートをする人は、土地の条件(生活環境、エリア、広さ、予算など)も考えておかなければなりません。また、「設計士に依頼したい」「インテリアもトータルコーディネートしたい」など、家づくりでこだわりたい点も。

家族全員で話し合う
計画が進み出してから、「実は…こうしたかった」という不満が出ないように、家族みんなが住みやすく、愛着を持てる家づくりをするために、家族全員が意見や要望をしっかり出し合いましょう。意見に食い違いがある場合は、時間をかけて話し合い、全員が納得のいく方向を見出していくことが大切です。住宅雑誌を見ながらの話し合いや、モデルハウスや完成見学会に行った後での話し合いは、イメージが湧きやすいのでおすすめです。
10年後、20年後のことも考えて!
「今」の感覚だけでイメージを固めてしまうと、完成したときの満足度は高くても、数年後に気になる点がでてくることがあります。“長く生活する場をつくる”という視点を忘れずに、10年後、20年後のことも考慮しながらイメージを固めていくことが大切です。子どもの成長や、自分たちの老化、ライフスタイルの変化など、いろいろ想定しながら考えてみましょう。好みのテイストが変化することもありますので、個性的すぎるデザインについては要検討を。
参考資料を整理しておこう!
情報はできるだけ多く集めた方がいいのですが、集めっぱなしでは、いざ参考にしたいときに、適当な資料が見つけられないということもあります。資料は付箋を付ける、切り取ってカテゴリー別(外観・間取り・内装・部材など)にファイリングする、など整理しておきましょう。建築会社や設計事務所等に相談に行くときや、ラフ設計・見積りを出してもらうときなどにも整理した資料は役立ちます。
暮らしをイメージして考えよう!
家を建築物として考えるのではなく、生活をする場だということに重点を置き、快適に楽しく暮らせる家をイメージして、間取りや設備、空間の雰囲気などを考えましょう。朝起きてから夜寝るまでの生活のいろんなシーンや家でどんな時間を過ごしたいかなどを思い浮かべて、たとえば「キッチンは2、3人で料理できるスペースにしたい」「外からの視線を気にせず、くつろげるウッドデッキがほしい」などというように空間をイメージしましょう。
一覧へ戻る